社員研修会社


社員研修は、社員のスキルアップやモチベーション向上、チームワークの強化など、企業の業績向上や将来の成長に欠かせない取り組みです。
しかし、研修会社は数多くあり、どこに依頼すればいいか?検討を迷われる方もいるでしょう。

研修会社としての知見を踏まめて、研修会社を選ぶためのポイントと研修を外注する場合の費用相場、
そして研修会社である株式会社ジェイックが提供する研修サービスの特徴を分かりやすく解説します。

社員研修会社を選ぶポイント

最初に、社員研修会社を選ぶためのポイントを4つお伝えします。

研修実績と講師の評価や体制は充分か?

ポイントの1つ目は、研修実績と研修講師の評価です。

基本的に、ある程度の研修実績を持つ研修会社であれば、研修プログラムの品質も安定していると期待できるでしょう。

研修で登壇する講師の評価も重要です。例えば、「上級管理職研修」を実施するとします。この場合、受講者は当然中堅管理職として経験を積んできた方々です。このような受講者から信頼を得るためには、やはり講師自身も管理職やチームマネジメントの経験を積んだ人物が望ましいでしょう。このように、研修テーマに即した納得感のある講義ができる講師がいるかどうかは、研修効果に大きく影響します。

また、研修会社によっては、登壇講師の大半が契約する外部講師であることもあります。外部講師が悪いわけではありません。ただ、外部講師が大半になると、社員講師と比べて品質管理や研修プログラムのブラッシュアップや調整が難しくなる側面があることも事実です。

研修実績や講師の評判については、研修会社のホームページや案内資料を見て確認、また商談でも確認するとよいでしょう。できれば発注前に講師と会う、講師の研修やセミナー動画等をもらうことがお勧めです。

強み・得意分野が明確に打ち出されているか?

研修会社を選ぶ2つ目のポイントは、研修会社の強み・得意分野が明確であるかどうか?です。

確固たる強みや得意分野を持った研修会社であれば、強みやサービスの独自性、得意分野を明確に打ち出していることでしょう。例えば「リーダーシップ研修に特化している」「介護業界特有の組織課題に精通している」というように強みが明確になっていれば、自社のニーズにフィットした研修サービスを検討しやすくなります。

各分野を総合的に扱っている研修会社もありますし、問題があるわけではありません。ただ、社員研修といっても範囲は膨大です。すべての研修カテゴリに卓越性を持たせることは困難です。同じ研修会社にすべての社員研修を頼むことで統一性を出すというやり方もありますが、一方で、特定テーマで研修を依頼するのであれば、その分野に卓越性を持った研修会社を選ぶ方がよいでしょう。

研修会社のウェブサイトやサービス資料にしっかり目を通し、専門分野や企業事例を確認し、強化分野や研修テーマに最適なパートナーを見つけることが重要です。また、より綿密に確認したい場合は、研修会社の窓口から営業担当者に連絡を取り、直接聞いてみることをお勧めします。

行動変容を実現する仕組みが設けられているか?

「受講者の行動変容」は、基本的にどの社員研修にも共通する研修のゴールです。行動が変わらなければ、結果や成果は変わりません。そして、素晴らしノウハウでも、ただ研修プログラムを実施して知識をインプットしただけでは行動変容には至りません。

研修自体のカリキュラム、また、前後で行動変容を促す仕組みが設けられているかもしっかり確認しましょう。行動変容を実現するための仕組みとしては、研修前の期待事項のすり合わせ、研修プログラム自体の作り、研修プログラム内に盛り込まれたブリッジングや行動促進の仕組みや課題、研修後の継続的なフォローなどが挙げられます。ただ研修を実施するだけでなく、実際に社員が行動を変え、成果を上げるための工夫がなされている研修会社を選ぶことが重要です。

組織課題や人材育成の要望と研修内容が一致しているか?

自社の組織課題や人材育成戦略と、研修内容が一致しているかどうかも重要なポイントです

例えば、新しく管理職に昇進予定の受講者に「マネジメントの原理原則」や「基本的なマネジメントスキル」を身につけて欲しいとします。この場合、「幹部、事業責任者視点での組織マネジメント」が研修のメインプログラムであれば、明らかなミスマッチです。当然、期待する研修効果も得られないでしょう。中・上級管理職においても同様です。テクニカルスキルに課題がある中堅管理職向けにマネジメント研修を行うのであれば、計画立案やPDCAの精度向上を目的とした研修内容を選ぶべきでしょう。逆にヒューマンスキルがメインの研修を実施しても、あまり効果は期待できません。

上記は極端な例ですが、同じ管理職研修であっても、「自社が求めるマネジメントスタイル」「理想の管理職像」があるはずです。そうした自社の課題や要望と、研修プログラムのコンセプトが一致しているかも重要です。

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社員研修を外注する場合の費用相場

投資対効果という観点では、研修費用も検討事項の1つです。ここでは、社員研修を外注する場合の費用相場を解説します。

研修会社に依頼して実施する場合

社内研修を、研修会社に依頼して実施する場合の費用は、1日あたり20万~100万円が相場です。かなり大きな幅がありますが、研修テーマや講師の実力、実施日数などによって金額は大きく変わります。独立したての個人事業主や低価格な研修会社であれば20~40万円/日程度、講師の品質にこだわっていたり大手企業や外資企業などで登壇している講師の場合には60~100万円程度が相場です。知名度のあるトップレベルの講師になると、1日100~200万円になることもあります。

研修費用は、時間単位、日数によっても変わる他、講師の旅費交通費などは、研修費と別で実費精算となることが一般的です。外部会場を借りる場合には、会場費も発生するため、コストを少しでも抑えたい場合は会場や備品を自社内で用意するのが良いでしょう。研修会社によっては自社会場を持っている場合もあるので、確認してみるとよいでしょう。

研修会社の公開研修に派遣する場合

講師を派遣してもらって自社の社員のみを対象に研修する他に、研修会社がテーマや日時・場所を決めて開催する公開型の研修(公開研修・公開セミナー)に社員を派遣するケースもあります。

公開研修は「新入社員ビジネスマナー研修」「新任管理職研修」「営業力強化研修」など、階層やテーマによって費用もまちまちです。たとえば、新人ビジネスマナー研修に新入社員を派遣する場合であれば、新人1名、1日あたり1~3万円が相場です。新人研修は2~3日の日程で組まれていることが多いため、1人あたり3~9万円程度が相場ということになります。

人数が絞られる、階層が上位になるほど講座1日あたりの単価は上がる傾向にあり、新人や若手で1~3万円、管理職向けであれば3~7万円、幹部向けであれば7~10万円程度が相場です。左記は1日研修の価格ですので、2時間や半日の研修になると単価は下がり、新人や若手:5000~2万、管理職2~5万円、幹部3~7万円程度になります。また、講師1人の講演に対して40~50人などが参加するような研修に比べて、ロールプレイング等がふんだんに含まれて10~20人程度で行うような研修になると、単価も倍程度になることが多いでしょう。

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ジェイックが提供する社員研修の強み

教育支援企業数44,663社の豊富な実績がある

ジェイックは創業以来、様々な業界・業種に渡る顧客企業の組織課題に応じて、オーダーメイドの社員研修、公開研修・セミナー、社員教育用の教材を提供してまいりました。

おかげさまで、社員研修事業における取引企業は44,663社(2024年4月末時点累計)と、豊富な実績ががございます。

コミュニケーションやリーダーシップなど、「ヒューマンスキル」分野に強みがある

ジェイックは、ビジネスパーソンや管理職としてのあり方・考え方、また、成果をあげるためのポータブルスキルであるリーダーシップやコミュニケーション能力といったヒューマンスキル研修を得意としています。

ヒューマンスキルは、どんな業界や職種でも求められるスキルであり、自分自身や他者との関係性を良好に保ち、仕事の効率や品質を向上させる上でも不可欠です。ジェイックの社員研修は、一番の強みである「ヒューマンスキル」研修を通して、自己理解や自己表現、相手理解や相手への配慮、チームワークや協働、問題解決や目標達成など、様々な側面から受講生をサポートします。

【4:2:4 の法則】に基づき、行動変容を徹底的に促す仕組みがある

人材育成の分野で良く知られている法則の一つに【4:2:4 の法則】というものがあります。【4:2:4 の法則】は、研修における行動変容への影響力を示したものであり、研修自体が行動変容に及ぼす影響力はわずか2割であり、残りの8割は、研修前の参加姿勢の作り方、また研修後の宿題やフォローアップなどの関わりです。

ジェイックの研修は【4:2:4 の法則】に基づき、受講者の行動変容を徹底的に促すための研修前後の仕組みを設けています。具体的には、まず研修前に、受講者がそれぞれの目標を明確化し、参加意欲と期待が高まった状態で研修に臨んでもらいます。そして研修後は、講師によるフィードバックや、その後のアクションプラン策定など、研修後も万全の態勢でフォローします。

研修効果を最大化、行動変容を徹底して促す研修前後のフォローの仕組みがあることも、ジェイックの研修が評価いだだく大きな要因となっています。

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講師紹介

東宮 美樹

女性活躍に向けたキャリア形成などを含めた教育、女性リーダー育成を得意としています。

遠藤 修

営業経験30年で培ったノウハウを 余すところなく、熱い講義でお伝えします!

宮本 靖之

その場だけの学びで終わらない「楽しく、わかりやすく、実践しやすい」研修がモットーです

伊藤 行礼 

仕事の時間を充実させ、私生活も含めた 人生全般を充実させていきましょう

高嶋 あゆり

人事、経営企画、生産などの経験から、現場の課題解決や他者視点での指導を得意としています

小茂田 志郎

世の中に「間違ったリーダー」を生まないよう、部下を不幸にせず、幸せにするリーダーを育てます。

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よくある質問

社員研修の評価や改善はどのように行うとよいでしょうか?

社員研修の評価や改善は、研修の目的や指標に基づいて、「定量的」および「定性的」それぞれの観点で検証することが大切です。

定量的な評価としては、例えば、研修前後のテストやアンケート、研修後の業務の成果や品質向上などを数値化するなどが効果的です。そして、定性的な評価としては、研修後にレポートや実践報告を受講者に提出してもらうなどがあるでしょう。

これらの結果をもとに、今後の研修内容や方法、フォローアップを改善していくことができます。

社員研修を導入するに当たり、まずはどの階層から研修をスタートすると良いでしょうか?

社員研修を導入するに当たり、どの階層からスタートするかは、組織のビジョンや人材戦略によって様々です。

その上で、一般的には、組織の方向性や戦略を決める役割を担う「経営幹部・役員層」から研修をスタートすることが望ましいと言われています。経営幹部や役員がまず研修に参加することは、研修の重要性や学びの習慣の意義を社員に示す上でも大切なことです。

経営層の次には、組織の中核となる管理職の研修を検討すると良いでしょう。管理職は、経営層の方針を現場に落とし込み、部下のモチベーションやパフォーマンスを管理する役割を担うからです。そして最後に、現場の実務を担う一般社員の研修を検討していきましょう。

自社の課題やニーズに合わせて、研修内容をカスタマイズは可能ですか?

はい、ご要望や人材育成のニーズを詳しく伺ったうえで、研修内容や日程等をカスタマイズいたします。ご要望の詳細等は、フォームよりお気軽にご相談ください。

ジェイックの研修はオンライン、対面型どちらで実施していますか?

ジェイックの研修は、オンライン・対面型いづれでも実施しています。詳細等はフォームよりお気軽にご相談ください。

研修カリキュラムや期間をカスタマイズすることはできますか?

はい、可能です。お客様のニーズや目的に合わせて、研修のカリキュラムや期間等をカスタマイズいたします。ご要望や相談等については、フォームにてお気軽にお問い合わせください。