20代向けのキャリア研修とは?
20代向けのキャリア研修は、自分自身のキャリアを主体的に考えるキャリア自律のマインドセットを身につけると共に、将来のキャリアビジョンを描き、現在の仕事や自己研鑽に紐づけていく第一歩となります。単に将来の目標を描くだけではなく、現在所属している組織内で積める経験や成長機会があることを理解してもらうことも大切です。
自分のキャリアと現在の仕事のつながりを理解することで、日々の業務に対する意欲が高まります。また組織内でのキャリア形成の可能性を認識してもらうことで、安易な転職を防ぎ、長期的な視点でキャリアを築く意識が醸成されます。自分の将来と、今の仕事・組織内の可能性が結びつくことが、企業・仕事へのエンゲージメント向上や早期離職の防止につながります。
20代にキャリア研修が必要な理由
20代の若手社員を対象としたキャリア研修の重要性は、近年ますます高まっています。背景には、若手社員の離職やエンゲージメント低下、そして働き方や価値観の変化があります。入社3年以内の離職率が比較的低い企業であっても、20代中盤~後半の優秀層が退職してしまうという課題に直面しているケースも少なくありません。
終身雇用と年功序列の雇用慣習が完全に崩れ、日本経済のステージも変化する中で、現在の20代はキャリア形成やキャリア安全性に強い関心と不安を抱いています。「今の職場で希望するキャリアが積めない」という不安を抱えると、仕事への意欲は低下し、“静かな退職”や現実の離職につながる恐れがあります。優秀な人材ほど将来のキャリアを真剣に考える傾向があり、キャリア安全性の欠如による離職リスクは高まります。
AI・DX化により求められる知識労働の高度化、転職が当たり前となった労働市場、少子化に伴う人材確保の困難さなど、企業を取り巻く人的環境も大きく変わっています。こうした状況において、若手社員のキャリアへの不安を取り除き、仕事や組織へのエンゲージメントとモチベーションを高めることが、人材定着と企業の持続的成長に不可欠です。
転職によるキャリア形成という価値観の普及
終身雇用制度が崩壊した現代、転職を通じてキャリア形成することは当たり前の選択肢となっています。とりわけ今の20代・30代は転職に対する抵抗感が少なく、転職=キャリアアップの手段として前向きに捉えています。さらに、ジョブ型雇用の普及なども通じて職種の専門分化が進み、プロフェッショナル志向が高まっていることも若手の転職意欲に拍車をかけています。
このような環境においては、企業は「自社でどのようなキャリアを実現できる機会があるか」を明確に示すと共に、若手社員に主体的にキャリアを考える機会を提供することが欠かせません。その手段として、20代向けキャリア研修を実施することが有効です。
知識労働の高度化とエンゲージメント向上の必要性
AI・DX化が進む中で、正社員に求められる知識労働はさらに高度化しています。単純作業のIT化が進み、これまで専門知識を必要としていた仕事もAIへの置き換えが進んでいます。その中で正社員に求められるのは、AIで代替できない領域の業務です。たとえば、課題解決の提案や価値創造、イノベーション創出のような高度な知識労働、またマネジメントなどのヒューマンスキルを活用する業務です。
こうした高度な知識労働やヒューマンスキル活用は定型業務のウェイトが少なく、現場での思考や判断が求められます。そのため、成果を出すには社員の主体的な思考や行動、結果に対する責任感など、高いエンゲージメントが不可欠です。
エンゲージメントを強化するためには、「この職場でキャリアを築いていける」「この仕事に意味がある」「この仕事で自分の市場価値が高まる」といったキャリア自律やキャリア安全性、ジョブクラフティング等の感覚が重要です。キャリア研修を通じて現在の仕事が自分の将来にどう結びつくかを理解することで、主体性と責任感が育まれ、高いエンゲージメントを維持することができます。
少子化による採用難と若手定着の必要性
若手社員にとって転職のハードルが下がる一方、企業側にとっては人材獲得の難易度が年々上昇しています。少子化が加速する中、若年層を採用する困難さを増す一方で、限られた若手人材の獲得競争が激化しています。
加えて、業務の高度化に伴い、企業が求める人材像のレベルは上がっています。「若さ」だけでなく、高度な業務に対応できる資質やスキルを備えた人材が求められるようになり、新卒・中途採用市場ともに優秀層の争奪戦ともいえる状況になっています。
このような状況下では、優秀な若手人材を新たに採用する難易度と費用は上昇傾向で、すでに在籍している若手社員の定着・活躍の重要性が増しています。採用や教育に投じるコストを考えても、既存の若手社員を育てて組織に定着させることは、企業にとって非常に重要な経営課題といえます。
人生100年時代に求められるキャリア自律
企業にとってエンゲージメント強化と離職防止に取り組む重要性が増す一方で、企業が長期的な雇用や年収アップを保証できる状況ではなくなっています。また、人生100年時代と言われるように働く期間が長期化する中、一つの企業に定年まで在籍し続けることは現実的に難しくなっています。
こうした変化を背景に、社員一人ひとりが主体的にキャリアを築くことが必要な時代となっています。自身の強みや価値観を把握し、自らキャリアを描き、必要なスキルを能動的に身につけていく「キャリア自律」の考え方が求められています。
キャリア自律の重要性は若手世代に広く浸透しており、彼らは企業が自分のキャリア開発をサポートしてくれるかを重視しています。キャリア形成の機会を提供しない企業は選ばれにくくなり、特に優秀な人材が離れていくリスクが高まります。若手社員から信頼され続けるためにも、キャリア研修などの施策を実施していくことが大切です。
20代に生じがちなキャリア課題
20代の若手社員は、社会人経験が浅いゆえに特有のキャリア課題を抱えています。将来への漠然とした不安や、キャリアに対する焦燥感は、モチベーション低下やエンゲージメントの低下につながりやすく、場合によっては早期離職の原因となることもあります。ここでは、20代が直面しやすい5つの代表的なキャリア課題について解説します。
キャリアビジョンの不明確さ・過度なキャリア意識
終身雇用が崩壊し、働き方も多様化する中で社会人となった20代は、キャリア形成への意識が非常に高い世代です。一方で、社会人経験が少ないため、5年後・10年後といった中長期的なキャリア形成をイメージすることが難しく、将来に対する不安を抱えやすい傾向があります。
また社会人経験が短いために考える時間軸も短く、「今年」や「来年」といった短期的な視点でキャリアを捉えがちです。その結果、「早く成長しなければ」「このままで良いのだろうか」「今回の異動で希望が叶わなかったら転職しよう」と、キャリアへの焦燥感を持ちやすい傾向にあります。
キャリアへの意識が高いこと自体は良いことです。しかし短期志向になり過ぎると、かえって冷静な判断ができなくなり、目の前の仕事に集中できなくなるリスクもあります。こうした状況が続いてしまうと、焦りから転職を選んでしまう可能性が高まります。
自己理解の不足(適性・強みが分からない)
20代の若手社員は、自分の強みや適性を判断するための材料もまだ十分に蓄積されていません。自分がどのような仕事に向いているのか、どんな強みがあるのか、といったことは様々な業務を経験する中で分かってくるものであり、本当に見極めるには時間がかかるものです。
若手社員は自分の強みや適性をまだよく理解できていない状況でキャリア形成を考えるため、「自分はこれに強みがあるから、この専門性を磨ける仕事以外はしたくない」「いまの強みを活かせない仕事はキャリアにつながらない」「専門知識を身に付ける=キャリア形成だ」といった考え方になりがちです。
強みを活かすという考え方は大切です。またさまざまな仕事を経験して、自分の強みが腑に落ち、また強みの活かし方を高いレベルで身に付けた上であれば非常に良いのですが、自己理解や経験が浅い段階で「適性」や「強み」にこだわり過ぎると、キャリアを考える視野や選択肢が狭くなりがちです。
”青い鳥”症候群に陥りやすい
キャリアビジョンの不明確さや自己理解の不足といった課題を抱える中で、20代は”青い鳥”症候群に陥りやすい状況にあります。インターネットやSNSには、華々しい同世代のキャリアやスタートアップでの成功事例、魅力的に見える他社の働き方の情報などがあふれています。こうした情報に触れることで、今の職場よりも「他の会社の方が良いのではないか」「別の仕事の方が自分に合っているのではないか」「この職場ではこれ以上成長できない」と思い込み、隣の芝生が青く見えてしまうのです。
現在の職場での経験や成長機会に目を向けず、外部の情報ばかりに注目してしまうと、足元の成長機会を見逃し、結果的にキャリア形成が停滞してしまう可能性もあります。”青い鳥”を追い求めてしまうことは、自分のキャリアを主体的に築いていく機会を失ってしまいます。
成長とスキル習得への不安
入社1年目、2年目は新しいことを学ぶ機会が多く、日々成長を実感しやすい時期です。しかし、業務にある程度慣れてくると、仕事がルーティン化し、以前ほどの成長実感は得にくくなります。そのような状況の中で、20代の若手社員は「本当に成長できているのか」「この先も成長できるのか」といった不安や焦りを抱えやすくなります。また、経験が浅いこともあり、資格や専門的な技術といった目に見えやすいものだけが「スキル」だと捉えがちな傾向もあります。
仕事で成果を出すうえでは、コミュニケーション能力や問題解決能力、ヒューマンスキルといったポータブルスキルも非常に重要ですが、こうした能力の成長は自覚しにくいものです。
こうした要素が重なると、「この職場は成長できる環境なのか」「今の会社にいて大丈夫か」という疑問を持つようになり、モチベーションが低下してしまいます。キャリアへの焦りや”青い鳥”症候群とも相まって、転職を考え始めるケースも少なくありません。
エンゲージメントの低下(当事者意識の不足)
自分のキャリアへの焦りや不安が強くなりすぎると、組織の目標や課題、そして自分自身の仕事に対して他人事のような姿勢になってしまうことがあります。その結果、上司や同僚からの信頼を得にくくなり、チャレンジングな仕事を任せてもらえる機会も減少していきます。
新しい経験を積めなくなると、さらに成長実感が得にくくなり、ますます当事者意識が低下するという悪循環に陥ります。この悪循環に陥ると、「環境を変えることが全てを解決してくれる」と思いがちで、離職につながります。
20代のキャリア研修に必要な内容
20代のキャリア研修を効果的に実施するためには、自己理解を深め、将来のキャリアについて方向性を持つことが重要です。20代のキャリア研修に特に重要な3つの内容について解説します。
自己理解(能力・強み)の促進
キャリアを主体的に築いていくためには、まず自分自身をよく知ることが必要不可欠です。自分の強み、価値観、モチベーションの源泉など、自己理解を深めることで、自分に合ったキャリアの方向性が見えてきます。
具体的には、これまでの業務経験を振り返り、成功体験や失敗体験を棚卸ししていきます。どのような場面で力を発揮できたのか、どのような仕事にやりがいを感じたのかを言語化することで、自分の適性や強みへの理解が深まります。この時、抽象度をあげて強みや動機を理解することで、いまの仕事、社内の選択肢にも紐づけしやすくなります。
こうしたプロセスを進めるには適性検査や診断などのツールを使うことも有効です。ジェイックのキャリア研修では、世界的に評価の高い才能診断ツール「Strength Finder」を活用します。こうしたアセスメントツールを活用し、客観的なデータに基づいて自分の才能や強みを知ることで、自己理解を促進することができます。
キャリア開発・キャリアデザイン力の向上
自身の能力や強みなど自己理解を深めた上で、次に取り組むべきはキャリアビジョンの設計です。現状の自己分析と棚卸しを行い、それを未来のイメージにつなげていきます。研修では、5年後、10年後の「なりたい姿」を明確にし、そこに到達するために必要なスキルや経験を逆算して考えていきます。自分の才能や強みを活かしながら、自分らしい未来を描くことが重要です。
キャリアビジョンを持つことで、自分のキャリアに対して日々の仕事がどうつながっているかを認識できるようになります。その結果、仕事に対する意欲が向上し、会社に対するエンゲージメントも高まります。この時、具体化と抽象のバランスが大事です。具体化しないと行動につながらない一方で、具体化のバランスや方向性を間違えると、「うちの会社では実現できない」となってしまいがちです。
その上で、キャリアビジョンを実現するための具体的なアクションプランに落とし込むことも重要です。「いつまでに」「何を」「どのように」取り組むかを明確にすることで、主体的に業務に取り組む姿勢が生まれます。
エンゲージメントと当事者意識の向上
キャリア研修では、自己理解を深め、将来のキャリアビジョンを描くだけでなく、それを今の仕事と結びつけることが重要です。研修を通じて、現在の職場や仕事の中にある成長機会を理解してもらいましょう。また、仕事への意味付けを行うことも、当事者意識を高めるために重要です。
「この仕事は自分のキャリアにとってどんな意味があるのか」「この経験から何を学べるのか」と考える習慣をつけることが、受け身ではなく主体的に仕事に向き合うことにつながります。このように、自分のキャリアと現在の仕事のつながりを理解することで、日々の業務に対する意欲が高まります。
また、今の職場でもキャリア形成ができることを認識することで、焦りなどによる安易な転職を防ぎ、長期的な視点でキャリアを築く意識を持つことができるでしょう。エンゲージメントや当事者意識の向上は、本人のキャリア形成にとってプラスになるだけでなく、組織全体の生産性向上や人材定着にもつながる重要な要素です。
20代のキャリア研修を成功させるためのポイント
20代のキャリア研修を効果的に実施し、成功させるための重要なポイントを解説します。
心のコップを上に向ける
研修を実施する上で最も重要なのは、受講者の学ぶ姿勢や心の状態を整えることです。コップに水を注ぐ様子をイメージしてください。コップが上を向いていれば“注いだ水”、つまり新しい知識や経験はコップに溜まっていきます。しかしコップが下を向いていれば、どれだけ水を注いでも全てこぼれ落ちてしまいます。
「コップ」は学ぶ姿勢や心の状態です。仕事への不満や将来への不安を抱えている場合、心のコップが下を向きやすいといえます。そのため、心のコップの向きを上に整える必要があります。
コップの向きを上向きにするには、研修を始める前に、まず心の中にたまっているものを吐き出す機会を設けること、そして研修で得られるものを自分事として学ぶ姿勢をつくることです。また、対象層の心のコップに課題がある場合は、スキル研修よりも先にマインド研修を実施し、前向きな姿勢を作ることが大切です。
研修の目的とゴールを明確に共有する
研修を実施する際には、事前に研修の目的とゴールを明文化し、受講者にしっかりと共有することも重要です。これは心のコップを上に向けることにもつながります。「なぜこの研修を受けるのか」「研修を通じて何を得られるのか」が明確でないと、受講者は受け身の姿勢になりがちです。逆に、目的とゴールが明確であれば、主体的に学ぶ意欲が高まります。
研修実施を通じて、会社が20代社員のキャリア形成を支援する姿勢を示すことも大切です。社員が「会社は自分のキャリアを支援してくれている」と感じることで、組織に対する信頼感やエンゲージメントが向上します。
キャリアビジョンを自分事として描かせる
研修の効果を高めるためには、学びの内容を受講者自身の問題として捉えてもらうことが不可欠です。研修内容が自分にとって意味があると実感できれば、積極的に学ぶ姿勢が生まれます。いまの20代は、”自分にとって意味がある”と納得感を持てなければ、会社からの一方的な押し付けだと受け止めてしまう傾向もあります。逆に「自分にとって意味がある」と腹落ちできれば、主体的に学ぶ姿勢が生まれます。
「この研修での学びが、自分自身のキャリアを成功させることにつながる」と理解できれば、研修で学んだことを実践しようという意欲が高まります。自分のキャリアであり、自分のための学びであると認識してもらうことが、研修成功のためには重要です。
なお、自分事として描いてもらう上で、会社が「キャリア形成を支援する」姿勢を示すことは大切ですが、その中で「会社内に囲い込もうとしている」印象を与えてはいけません。前述した“会社からの押しつけ”と同じで、囲い込もうとしていると感じると、心のシャッターは降りてしまうでしょう。
キャリア形成の時間軸を理解する
前述の通り、20代の若手社員は、社会人としての経験が短いため、キャリア形成を考える時間軸も短くなりがちです。3か月、半年、1年といったスパンで目に見える結果を求めてしまい、成果が出ないと焦りを感じてしまいます。しかし、キャリア形成には時間がかかるものです。
研修では、短期的な行動目標への落とし込みは重要ですが、同時にキャリア形成には時間がかかることを理解してもらうことも大切です。5年・10年といった時間軸も意識できるようにすることが大切です。
キャリア形成に必要な時間軸を意識してもらいながらも、ビジョン実現に必要なスキルや経験を洗い出し、具体的なアクションプランに落とし込むことで、長期的な視点を持ちながら、目の前の一歩一歩を着実に進めていく意識を育てましょう。
研修後のフォローで行動変容を定着させる
研修は実施して終わりではありません。研修で立てたアクションプランを実践し、行動変容を定着させるためのフォローが不可欠です。とくにキャリア研修の場合には、研修の中でキャリアビジョンが完成することはなかなかないでしょう。また、キャリア形成には時間がかかります。しかし、組織における日常は、「今月の目標」「今週の納期」「今日起きた課題」といった短期スパンの仕事に意識が持っていかれるものです。
だからこそ、キャリア研修は特に「自分自身への落とし込み」と「思い出す機会」としてフォローアップが重要です。研修後は、定期的な振り返りの機会を設け、上司との1on1面談や、外部のキャリアコンサルタントとの面談などを実施することが効果的です。実践状況を確認し、適切なフィードバックを提供することで、行動変容の定着を促進できます。
ジェイックの20代向けキャリア研修
株式会社ジェイックでは、グループ会社Kakedasを通じ、20代社員のキャリア形成とキャリア自律を支援する「キャリア自律支援プログラム」を提供しています。
このプログラムは、世界3,600万人以上(2025年10月時点)が受検している才能診断ツール「ストレングス・ファインダー®」を活用したキャリア研修と、日本最大級のキャリア面談プラットフォーム「Kakedas」を組み合わせ、行動変容を実現するキャリア自律支援プログラムです。
Kakedasが提供する20代向けキャリア自律支援プログラムの特徴
Kakedasのキャリア自律支援プログラムは、若手社員が自分の強みを理解し、中長期的なキャリアビジョンを描いて行動変容を実現できるよう、3つの柱で構成されています。
■キャリア研修と個別キャリア面談の組み合わせ
プログラムの最大の特徴は、キャリア研修と個別のキャリア面談を組み合わせている点です。面談を担当するのはKakedasの国家資格キャリアコンサルタント。社外の第三者だからこそ、若手も本音を相談しやすく、また専門知識を持つキャリアコンサルタントだからこそ、効果的に内省を促し、行動設定につなげることが可能です。
■強みにフォーカスしたキャリア開発
世界で信頼される才能診断ツール「Strength Finder」を活用し、自己理解を深め、受講者の才能・強みを明確化します。自身の強みを軸にキャリアデザインを考えることで、自己効力感や自己肯定感を高めることができます。また、抽象度を高めることで、社内での仕事や可能性にも紐づけしやすくなります。
■個別のキャリア面談「Kakedas」による行動変容
Kakedasは国家資格キャリアコンサルタントのみが登録する日本最大級のキャリア面談プラットフォームです。外部の専門家だからこそ、社員は評価を気にせず本音で相談することができます。研修での学びを個別フォローを通じて確実な行動変容につなげます。
20代向けキャリア研修を効果的にする【Strength Finder】
Kakedasのキャリア支援は、人間の持つ「強み」にフォーカスして、自分らしい視点を活かし、強みを基にキャリアを描くことを目指しています。研修では、米国ギャラップ社が開発した才能診断ツール「Strength Finder」を活用。「Strength Finder」は世界トップクラスの才能診断ツールであり、個人の才能(無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン)を34の資質から分析します。
キャリア研修では、以下の3つのステップで自己理解とキャリア開発を進めます。
①自分を知る(自己理解とキャリア)
→自分の強みやモチベーションの源泉を知り、自己理解を深めます。
②今を考察する(キャリアの棚卸し)
→過去の経験を才能診断の結果と照らし合わせながら棚卸しを行い、自分のことをより深く理解します。
③未来を描く(キャリアを描く)
→才能と強みを活かし、自分らしい未来のキャリアビジョンを描きます。
米ギャラップ社の調査によると、「強み」を知り、活かすことができると以下のような効果が確認されています。
・生活の質が「非常に高い」と報告する割合が3倍高い
・「強み」を重視しているチームの生産性が12.5%高い
・仕事への積極的なエンゲージメントが6倍高い
強みにフォーカスしたキャリア開発は、モチベーションの向上だけでなく、チームの生産性向上や組織に対してのエンゲージメント強化にもつながります。
20代のキャリア自律を支援するキャリア面談【Kakedas】
キャリア研修で描いたビジョンを実際の行動につなげるために、キャリア研修には個別のキャリア面談を組み合わせています。日本最大級のキャリア面談プラットフォーム「Kakedas」は、従業員が国家資格を持つキャリアコンサルタントに本音で相談できる環境を手軽に提供するサービスです。
社外の第三者であり、かつキャリアに関する国家資格を持つプロフェッショナルだからこそ、社員は評価を気にすることなく、心理的安全性の元、キャリアの悩みや将来の不安を率直に相談することができます。
■最適なマッチング
Kakedasでは約3,040人(2024年10月1日時点)の国家資格キャリアコンサルタントの中から、相性の良い相手を10人選定します。また、社員自身が経験や年代、ビジネス経験などでキャリアコンサルタントを検索することもできます。社員自身が自分に合いそうな相談相手を選ぶことができるため、年代、職種、専門性、性格、価値観が異なる社員一人ひとりに最適なキャリア相談を提供できます。
■企業へのフィードバック
Kakedasは、個人が特定されない形で社員の本音を可視化し、分析結果を企業にフィードバックします。パルスサーベイでは分からない本音や定性的な課題を把握し、「どのように組織改善すればよいか」「どのような関わり方に変えればよいか」といった人材育成戦略や組織開発のヒントを得ることができます。
20代社員向けキャリア研修のカリキュラム例
2時間/10人~実施可能です。
◇自己理解からはじめるキャリアデザイン
・キャリア自律が求められる背景とキャリア安全性
・ストレングス・ファインダー®とは?
・強みを生かすとで自分らしいキャリアが描ける
・才能とパフォーマンス/才能とキャリアの関係性
・強みをキャリアに展開するための方程式
・キャリア形成に重要な「才能への投資」
・「日常業務」と才能/キャリアのつなげ方
◇強みにフォーカスしてキャリアを描く
・【演習】診断結果から”強み“を知る
・診断結果の配布
・診断結果を個人毎に解説キャリア形成のポイント
・強みを活かしキャリアを描く3つのSTEP
①自分を知る- ②過去を知る- ③未来を描く・キャリアを描く上でのポイントと注意点
・【演習】キャリアを描いてみる
・まとめ
20代向けキャリア研修の講師紹介
20代向けキャリア研修に関してよくいただく質問と回答
研修の対象者はどのような社員ですか?
主に20代の若手社員ですが、特に以下のような課題を抱えている社員に効果的です。
・入社2~3年目で仕事に慣れてきた一方、マンネリ感を抱えている社員
・将来のキャリアに対して漠然とした不安を感じている社員
・自分の強みや適性が分からず悩んでいる社員
また、入社1年目後半の社員に対しても、早い段階でキャリアを意識する習慣を身につけるために実施することも効果的です。
自社の課題に合わせたカスタマイズは可能ですか?
はい、可能です。ジェイック/Kakedasでは、企業ごとの課題や状況に応じて、研修プログラムを柔軟にカスタマイズいたします。例えば、「入社2~3年目の社員向け」「入社1年目後半の社員向け」「リーダーに昇進した若手社員向け」など、実施時期や対象者の状況に合わせた内容に調整することが可能です。また、業界や職種の特性、企業のカルチャーに応じて、研修内容や事例、ワークの内容をカスタマイズすることも可能です。事前のヒアリングで、貴社の課題や目指すゴールを丁寧にお伺いし、最適なプログラムをご提案いたしますので、ぜひご相談ください。
他の研修と組み合わせることはできますか?
はい、他の研修との組み合わせも柔軟に対応可能です。例えば、「キャリア自律研修+キャリアプラン研修」「キャリアビジョン研修+2年目研修」といったように、課題に応じてセットで研修を実施することができます。また、新入社員研修やリーダーシップ研修、コミュニケーション研修など、ジェイックが提供する他の研修プログラムと組み合わせることで、より体系的な人材育成が可能になります。キャリア研修を軸としながら、業務に必要なスキル研修を組み合わせることで、若手社員の成長を多角的に支援することが可能です。どのような組み合わせが効果的か、最適なプランをご提案いたしますのでぜひご相談ください。
研修を受けても行動が変わらないのではないかと心配です
研修を実施しても行動変容につながらないという懸念は、多くの企業が抱える課題です。ジェイックのキャリア自律支援プログラムは、この課題を解決するため、プロセス・ラーニングとして設計されています。
まず、研修では単なる知識のインプットではなく、ワークを通じて自分自身のキャリアを具体的に描き、アクションプランに落とし込むプロセスを重視しています。「自分の強みを軸としたキャリアプラン」を描くことで主体的に実践する意欲を高めます。
重要なのが研修後の個別フォローです。国家資格キャリアコンサルタントによるキャリア自立支援面談「Kakedas」を通じて、一人ひとりの状況に応じた継続的な支援を行います。研修で立てたアクションプランの実践状況を確認し、一人ひとりの課題や悩みに寄り添いながら、着実な行動変容を促します。研修と個別フォローを組み合わせたプロセス・ラーニングの仕組みによって、学びを確実に行動に移し、定着させることができます。
ジェイックの20代向けキャリア研修の流れ
お問い合わせ、資料請求
お問い合わせ・資料請求は、電話、Webフォーム、メール等で承ります。まずはお気軽にご連絡ください
ヒアリング訪問
お問い合わせいただいたご担当の方へ、対面もしくはお電話で、お問い合わせいただいた背景や目的などをお伺いいたします。その上で、貴社のご要望や課題に沿った研修コンテンツを作成いたします。
コンテンツ作成、企画書の提案
ヒヤリング内容を基に、弊社で企画書を作成いたします。企画書は、現状の課題、企画の目的(ゴール)、スケジュール、コンテンツ内容、講師、見積費用などを含んだ内容で提出いたします。
ご契約
企画書の内容でご納得いただき、実施日、講師が確定しましたら、ご契約の手続きに進みます。申込書の受領を持って契約完了となります。
研修実施
企画書の内容を骨子に、実施前までに講師と打ち合わせを行い、研修を実施いたします。






