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【調査】20代求職者に「志望度が上がる“企業の労働条件”(給与額以外)」を調査

2025/06/24

プレスリリース

2025.6.24


報道関係者各位 
                        

20代求職者に「志望度が上がる“企業の労働条件”(給与額以外)」を調査
過半数が「完全週休2日制」を重視


株式会社ジェイックが運営するフリーター・既卒・第二新卒向けの就職支援サービス「ジェイック 就職カレッジ®」は、「ジェイック 就職カレッジ®」に登録する20代の求職者に対して実施した「志望度が上がる“企業の労働条件”(給与額以外)」に関するアンケート結果を発表します。(回答者126名、調査期間2025年3月11日-5月21日)


■志望度が上がる“企業の労働条件”(給与額以外):「完全週休2日制」が過半数


「企業選びの際、志望度が上がる労働条件(給与額以外)として、あてはまるものを2つ選択してください」と質問したところ、「完全週休2日制」が57.9%、「年間休日120日以上」が45.2%、「転勤なし」が34.9%、「昇格制度あり」が13.5%、「平均時間外労働月10時間以内」が12.7%、「ハイブリッド・リモートワーク」が7.9%、「その他」が7.9%、「副業可」が6.3%、「フルリモートワーク」が4.8%、「退職金制度あり」が4.8%、「フレックスタイム制度」が4.0%となりました。

「その他」として自由記述で挙げられた条件には、「スキルアップ支援制度」といったキャリアやスキルアップに関するものから、「勤務地の近くに駅があること」や「通勤時間の短さ」といった通勤の利便性、さらには「業務内容がデスクワークであること」や「みなし残業が20時間以内」といった労働環境に関する条件など、様々な声が寄せられました。


■選択した労働条件を選んだ理由(自由記述・一部抜粋)


次に、「選択した労働条件を選んだ理由」を自由記述で尋ねたところ、以下のような回答が寄せられました。

▼休日について
・心に余裕があると、より仕事の効率も上がると思うから
・充分な休日がないと疲れが取れず身体面にも影響があると思うから
・メリハリのある勤務がしたいから
・仕事以外の時間を大切にしたいから
・趣味や他にもやりたいことがあるため、その時間を確保できると嬉しいから
・家族で過ごす時間を大切にしたいから

▼住環境について
・転勤などが多いと、住まいを決めるにあたって不便になると思うから
・引越しなど環境が変わることをしたくないから
・土地に慣れることが、不得意だから
・知り合いが近くにいないのが不安だから

▼キャリアアップ・スキルアップについて
・ただ職に就くのではなく、仕事の中で自分を成長させていきたい、出来ることを増やしていきたいから
・今回の転職で叶えたいことの一つがスキルアップであるため
・安定して長く働き続けたいと思ったから


今回の調査結果について、当社取締役の近藤は、次のように述べています。

「今回の調査では、志望度が上がる労働条件(給与額以外)として、20代の求職者の過半数が『完全週休2日制』、次いで『年間休日120日以上』を選び、休日を重視する傾向が見受けられました。厚生労働省の『令和6年就労条件総合調査』によると、労働者1人平均の年間休日総数は116.4日となり、昭和60年以降で最も多くなっています。『完全週休2日制』のもとで働く労働者の割合も65.2%と、前年比で4ポイント上昇しており、休日数の多さを求める労働者のニーズに対し、企業も対応を進めている傾向が伺えます。そのほか上位には『転勤なし』が入ったことや、休日数を選択した理由に、『心身の健康を保ち、仕事の効率を高めたい』『趣味や家族との時間を大切にしたい』といったものがあげられたことから、ワークとライフの両面を含め、自分の人生の手綱を自分で握っていきたいという堅実な価値観も伺えます。

若手人材の獲得競争が激しさを増す中で、企業はこうした価値観に向き合い、労働条件の改善や組織開発を行っていく必要があります。労働条件においては、休日日数の改善だけでなく、有給休暇の取得実績や平均残業時間の改善も進め、求人票などで具体的な数字として開示することで安心感を届けることが求められます。さらに、若手求職者は『安定』とともに『スキルアップ』への意欲も強く持っています。研修制度やキャリアパスの提示を通じて、『この会社でなら、安心して長く成長できる』と感じてもらえる環境づくりが、採用成功の鍵となるでしょう。また、休日をしっかり確保できる状態を実現するには、AIなどを活用した業務効率化や生産性向上への取り組み、そしてスムーズな業務進行を支えるコミュニケーションレベルの向上も欠かせません。休日を軸とした福利厚生の充実に加え、社員を大切にする組織文化の醸成こそが、企業の持続的成長を支える原動力となるはずです。」


株式会社ジェイック 取締役 教育事業部長 近藤浩充
大学卒業後、情報システム系の会社を経て入社。IT戦略事業、全社経営戦略、教育事業、採用・就職支援事業の責任者を経て現職。企業の採用・育成課題を知る立場から、当社の企業向け教育研修を監修するほか、一般企業、金融機関、経営者クラブなどで、若手から管理職層までの社員育成の手法やキャリア形成等についての講演を行っている。デール・カーネギー・コース認定トレーナー。昨今では管理職のリーダーシップやコミュニケーションスキルをテーマに、雑誌『プレジデント』(2023年)、J-CASTニュース(2024年)、ほか人事メディアからの取材も多数実績あり。


【調査概要】
調査名称:「志望度が上がる“企業の労働条件”(給与額以外)」についてのアンケート調査
調査対象:当社サービスに登録した20代求職者
調査機関:自社調査
調査方法:Webアンケート
調査期間:2025年3月11日-5月21日
回答者数:126名


■教育支援サービス(教育事業部)の概要

当社にて20年以上続いている事業で、受講者の“マインド面”を重視して行動変容を促す研修を得意としています。主な研修としては、『人を動かす』等で有名な「デール・カーネギー・トレーニング」研修、世界的ベストセラー書籍を基にした「7つの習慣®」研修や、目標達成メソッドとして著名な「原田メソッド®」の研修、その他顧客企業のニーズに合わせた各種カスタマイズ研修を提供しています。
サイトURL:https://www.jaic-g.com/service/education/


■会社概要

社名   :株式会社ジェイック
代表取締役:佐藤 剛志
設立   :1991年3月
資本金  :2億6,229万円(2025年1月末現在)
本社所在地:東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル7F(受付6F)
事業所  :名古屋支店、大阪支店、福岡オフィス、熊本オフィス、上海ジェイックマイツ
事業内容 :フリーター・既卒・第二新卒者向けの就職・採用支援サービス「ジェイック 就職カレッジ®」
      中退者の就職・採用支援サービス「ジェイック 中退就職カレッジ®」
      新卒学生の就職・採用支援サービス「新卒カレッジ®」
      新卒スカウトサイト「Future Finder®」
      大学支援サービス
      各種教育セミナー事業、原田メソッド®教育研修事業、7つの習慣®教育研修事業、
      デール・カーネギー・トレーニング教育研修事業、リーダーカレッジ、エースカレッジ、
      社員教育教材の開発・販売事業
URL    :https://www.jaic-g.com/
既卒向け就職支援サービス:https://www.jaic-college.jp/
新卒向け就職支援サービス:https://shinsotsu.jaic-college.jp/lp/2023/
企業向け採用支援サービス:https://www.jaic-g.com/service/adoption/
企業向け教育研修サービス:https://www.jaic-g.com/service/education/
採用×教育チャンネル 「HRドクター」:https://www.hr-doctor.com/

【お問い合わせ先】
株式会社ジェイック  担当:梅田
E-mail: info@jaic-g.com TEL 03-5282-7600  FAX 03-5282-7607

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