コーチングとは何か?ビジネスコーチングスキルの磨き方

2016/04/18
近年、コーチングの手法をビジネスの場で生かす「ビジネスコーチング」が注目されています。ビジネス
コーチングを行うことにより、部下は納得した上で業務に取り組める
ようになり、活気あふれる職場を
つくる
ことが可能です。
今回はビジネスコーチングの概要およびコーチングスキルの磨き方についてご紹介します。

・コーチングとは何か

ビジネスコーチングのコーチングとは、どのような意味でしょうか。コーチングとは、「コーチがクライ
アントとコミュニケーションをとりながら、クライアントの目標達成や成長を促す」
ことです。
コーチングは、コーチの考え方を一方的に押し付けるものではありません。コーチの役割はクライアント
に答えを教えることではなく、クライアントが自分で答えを導き出せるよう手助けをすることです。

・ビジネスコーチングとは

ビジネスコーチングは、コーチングの手法をビジネスに応用したものです。ビジネスコーチングの場合、
上司
がコーチ、部下がクライアントになります。

部下が指示通りに動いてくれないという悩みを持つ上司は少なくありません。部下が指示通りに動かない
原因の1つは、上司が部下に一方的に命令するためです。
上司が部下に指示を与えるときは、ただ指示
を与えるのではなく、ビジネスコーチングの手法を利用して指示しましょう。部下自身にどのように対応
すべきか考えさせ、納得できる答えを出した上で業務に取り組ま
せる
ことにより、モチベーション向上や成長につながります。

指示をされないと動けない「指示待ち社員」の存在はどの企業でも大きな問題ですが、ビジネスコーチン
グの手法を用いることにより、指示待ち社員を自分から動ける社員へ変化させることが可能です。

磨いておきたいビジネスコーチングスキル


指示待ち社員

主なビジネスコーチングスキルとして、「傾聴」「質問」の2つがあります。スキルの概要を理解し、日々の
業務の中でスキルを磨きましょう。










・傾聴

上司と部下という関係では、部下は上司に意見を言いにくいものです。どれほど風通しの良い職場であっ
ても、部下は上司に対して遠慮してしまいます。

傾聴は相手の話を徹底して聴くことを指します。相手が話しやすい環境をつくり、相手の意見を引き出す
ことが傾聴の目的です。傾聴ではうなずいたり相槌を打ったりすること、相手の言葉を繰り返すことによ
り、相手の話していることを真剣に聞いているという姿勢を示します。また、自分の意見は言わない、相
手の話に興味を持つなども効果的な傾聴を行うための大事な心構えです。

・質問(拡大質問)

「この課題を解決するためにどのような方法をとるべきだと思いますか」などの「はい」や「いいえ」で
答えられない質問を「拡大質問」と呼びます。拡大質問は、相手に物事を考えさせることが基本であるビ
ジネスコーチングでは欠かせません。

拡大質問では、「Why(なぜ)」を除いた「When(いつ)」、「Where(どこで)」、「 Who(誰が)」、「What(何を)」の「4W1H」を使って質問することが基本です。質問に答える側が責められ
ているように感じてしまうことがあるため、拡大質問をする際にはWhyを問う質問は控えます。
ビジネスコーチングでは、相手が答えを見つけるまで根気よく質問を繰り返してください。決して詰問や
尋問にならないよう、柔らかく質問をする
ことが重要です。

・おわりに

ビジネスコーチングをうまく使いこなすことにより、自発的に考えて動ける社員の育成や業務効率向上、
意識改革に役立ちます。
また、自分で納得しながら仕事を進められるため、社員がいきいきと働けるこ
ともメリットです。
マネジメントの立場にある方は、質の高いビジネスコーチングを行えるようにスキルを磨いてください。
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