管理職のあるべき姿とは?管理職の心得と必要なスキル

2016/02/02
初めて管理職になった方の中には、これからどのように振る舞い、どのようなスキルを身に付けるべきか
悩みを抱える方が少なくありません。管理職として会社に貢献するためには、会社が自分に何を求め、ど
のように応えれば良いかを意識することが重要
です。
そこで、今回は管理職の心得と身に付けておくべきスキルについてご紹介します。

◆管理職の心得


管理職の心得

一般社員から管理職になった場合、まずは「マインドセ
ット(mindset、ものの見方や考え方)」
を改めること
から始めます。業務に取り組む際は、以下の3つの心得
を守ってください。









・経営者の視点で物事を判断する

物事を経営者の視点で考えて判断することがとても重要です。常に経営層や自分より上の立場の目線で物
事を見るようにし、会社にとって最適な問題解決方法は何か考えます。
目先の問題を解決することに囚われて、会社が抱える根本的な問題を見過ごしてはなりません。管理職は、
長期的な観点で事業を継続・発展させるために何が必要かを判断することが大切です。

・自分の所属部署だけでなく、会社全体を見渡す

一社員だった頃は目の前の仕事に全力で取り組み、確実にこなすことがすべてでした。
しかし、管理職は、自分が所属するチームや課、部、会社全体のことまで考えながら業務を遂行する必要
があります。自分の仕事が片付けば良い、自分の部署の課題が解決すれば良いという考えは、管理職のあ
るべき姿ではありません。

各部署が抱える課題や会社の状態を詳細に把握することにより、初めて問題解決のための最適な判断を下
すことができます。他部署や管理職同士とのコミュニケーションは積極的に取りましょう。

・リーダーシップを発揮し、部下のマネジメントをしっかり行う

管理職の重要な仕事の1つが部下のマネジメントです。業務がうまく回らないときには部下の能力を責め
るのではなく、まず部下のマネジメントを見直してみましょう。
「部下一人一人の能力を把握した上で適材適所の配置ができたか」「途中で進捗状況を確認することなく、
部下に仕事を任せきりにしていなかったか」「業務の目的や実施方法、期日を事前に伝えていたか」など
個人の能力を問題にする前に確認することが必要です。

また、部下にねぎらいの言葉を掛けたり、部下から受けた相談に乗ったりして、信頼関係を構築すること
も大切です。人望がない管理者に部下はついてきてくれません。

◆管理職に必要とされるスキル


管理職に必要とされるスキル

ハーバード大学教授のロバート・カッツは1955年に
「カッツモデル」を提唱し、管理職に求められるスキ
ルとして以下の3つを挙げました。










・ヒューマンスキル(対人関係能力)

管理職は部下の育て方やスケジュール管理能力、コミュニケーション能力などの「ヒューマ
ンスキル」を身に付ける必要があります。チームリーダーや課長、部長経営幹部など、さまざまな階層の
管理職がいますが、どの管理職にとってもヒューマンスキルは重要なスキルです。

・テクニカルスキル(業務遂行能力)

管理職として会社にとって最善の判断を下すためには、自社の業務及び課題、業界知識や高い技術などが
求められます。「テクニカルスキル」とは、このような業務を遂行するために必要な知識や能力のことで
す。係長・主任レベルの管理職から課長・部長レベルの管理職に特に求められるスキルです。

・コンセプチュアルスキル(概念化能力)

問題解決や戦略立案の際に必要とされる能力が「コンセプチュアルスキル」です。事業や会社全体を見通
した上で、問題解決の手段や今後の戦略を立案できるかどうかを左右するスキル
と言えます。特に、経営
幹部に必要なスキルです。

◆おわりに

管理職という役割の変化に、最初は戸惑いを感じる方も多いでしょう。さまざまな立場の管理職がいます
が、今回ご紹介した管理職の心得や必要なスキルはすべての管理職が意識すべき内容です。今後管理職と
して成長していきたいと考える方は、心得やスキルを意識しながら業務に取り組んでみましょう。

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